その便秘こそ大腸ガンの黄信号
 2章 大腸ガンではぜったい死なない
  (2)完全無痛の大腸内視鏡

麻酔を使いすぎると危険

何年か前、東京の病院で胃カメラの検査を受けた医師が検査を受けて終了したら、呼吸が止まっていたと言うことがありました。検査の苦痛を和らげるために使った麻酔薬が効きすぎて、呼吸が止まってしまったのです。検査をしている医師がそれに気づかず、検査を続けていました。一般に呼吸停止から5分で脳に不可逆的な損傷を及ぼします。胃カメラの検査時間10分とすると、終わってから気づいたときにはもう遅いということです。大腸検査でも初心者ほど麻酔を使いたがる傾向にあります。検査の記憶が全くないほどの麻酔はもしかすると危険と隣り合わせかもしれません。
逆にベテランは麻酔を全く使わない単純検査にこだわる人がいます。
麻酔は是か非か?それは苦痛の程度によるでしょう。もし外科手術を麻酔なしでやったとしたら拷問です。もし痛がる人がいれば私でも麻酔を使うでしょう。ただ、手術のときのようには使いません。私だったら、少しボーっとするくらいの浅い麻酔を使うでしょう。そのくらいの量だと呼吸への影響はなく、安全だからです。

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