その便秘こそ大腸ガンの黄信号 便は、小腸からきたときはまだ粥上で軟らかいのですが、大腸を通過中に水分が失われてだんだん硬くなってきます。肛門から30cmあたりのS状結腸にさしかかるとき、一番折れ曲がりの強いところにさしかかります。おそらくここが便の通りの一番悪いところです。どうしても便がでないと、下剤を飲みます。そうすると大腸が痙攣し、便を壊します。コロコロに壊れた便はやっとS状結腸を通過し、直腸に達します。痙攣が起こるとき、便のあった、左下腹部がたいてい痛みます。
3章 まずは便秘の予防から
(1)間違いだらけの便秘常識
便が通過するとウソのように痛みが消えます。腸の動きが良すぎてこのあと下痢になることもあります。
これが一番よくある便秘のパターンです。
やせた人では、そこに便があるのがおなかからさわれる人がいます。それを手で押し出すので、おなかのそこの部分の皮膚が押しすぎて変色している人がいます。
この場所の便秘が、虚血性腸炎といって長い便秘のあとの排便後の大量出血の原因となることがあります。